こんにちは。晢志です。
土曜日の注目馬サイードは見事1着。人気馬でありましたが、ほっとしている次第です。
日曜日の注目馬も頑張って欲しいところですね。
日曜日の注目馬は福島5Rのモネータドーロです。ハーツクライ産駒で母系にSadler’s Wellsを持つ馬になります。
代表産駒にはリスグラシューがいる血統構成ですね。
G1には届きませんでしたが、マジックタイムもいますね。
(蛇足ですが、マジックタイムの初仔はモーリス産駒のようです)
牝馬優勢の血統背景ですが、18年産駒はガラッと変わり牡馬も活躍しています。
ヴィクティファルスやグラティアスと牡馬クラシックに駒を進めた馬も出てきています。
ダートで活躍中のスワーヴアラミスやロードレガリスもこの血統構成を持っています。
ハーツクライ産駒(母系Sadler’s Wells)
モネータドーロの血統
父:ハーツクライ産駒×母系:Sadler’s Wells持ち
2018年(16年産駒)2歳戦の成績
2019年(17年産駒)2歳戦の成績
2020年(18年産駒)2歳戦の成績
見解
7/11 小倉5R データ表
データ表からは、血統(父)、騎手、厩舎データは優秀で、母父データは振るわないといったところです。
総合的に上位馬と言えるでしょう。
ハーツクライ産駒自体、馬体の緩さがあり、完成まで時間がかかると言われてます。
サンデー系の父系に、母系にSadler’s Wellsが入ると、あまり相性が良くないと言われていますが、
過去の成績をデータで見ると、一概に言えない部分もあります。
特に牝馬の場合は、リスグラシューが出てきたように一線級で通用する馬も出てくるようです。
牡馬の場合は、鈍さが出て少し足りない傾向があります。
しかし、18年産の産駒に限っては牡馬も2歳戦から活躍し、ヴィクティファルスやグラティアスといった、牡馬クラシックでも注目されるような馬も出てきています。
18年産駒が例外的であったのか、それとも、育成による改善が見られるのか、今のところ判断が難しいところです。
今回は、Sadler’s Wells持ちのハーツクライ産の今年中央最初のデビューとなるモネータドーロに注目し、今後の見通しを立てたいと思っています。
別な見方では、ここ数年、早期デビューのハーツクライ産駒は良績を残している傾向にあります。気になるのは多くの馬が3歳戦で足踏みをしてしまうところでしょう。
馬券的には人気サイドですので、単勝とワイド流しあるいは馬連、2着流しの馬単など組み合わせて狙ってみようと思っています。
19年産駒の登録馬
最後におまけでモネータドーロと同じで、父ハーツクライ×母系にSadler’s Wellsを持つ19年産産駒の紹介です。
(2021年7月10日現在に確認が取れた馬になっています)
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